【フリー雀荘】MJアプリと何が違うのか

【フリー麻雀】

今回はMJアプリと雀荘フリーで打つ麻雀の違いについてお伝えする第一弾です。
ある程度のイメージはお持ちかと思いますが、今回はそのイメージをより鮮明にしていただき、
フリーデビューをするきっかけになればいいなと思っています。

雀荘は本当にピンキリ

 私がフリーデビューをしたのが、ちょうど昨年の5月でした。そこから約1年ほど、7店舗ほど雀荘(チェーン/個人)に行きましたが一番感じたことが「ピンキリすぎる」でした。ピンキリと指すものは、一番気になる「レート」や「ルール」、打つ際に気になる「店内の雰囲気」や「客層」などです。


 私が人生で初めて行った雀荘は、場末系のちょい怖のおじさんが経営している店舗で、置きタバコを始め、雰囲気が最悪でした。しかし今通っているお店はレートこそ少し高いものの、店内の明るい雰囲気や分煙環境、ルールが合っているため、気に入っています
 MJと違って口コミ数は少なく、またルールやレートなども行かなければ分からないような場合も多数ありますが、自分の実力試しや実際に牌を触りに赴いていただくきっかけになれば幸いです。

和了りと放銃の価値が全く違う

どこの雀荘でフリーを打ってもそうですが、MJとフリーでは「和了り」の価値と「放銃」のダメージが全く別ものです。その理由はご存知の通り、フリーではレートや祝儀が存在するのに対し、MJではトップを取れば場代がチャラになる(球戦の場合、トップでなくても球をもらえる)程度です。
例えば私がよく雀荘のレートはベタですが、ざっくりと下記です。

<ルール>
1.0-1000-3000 25000点スタートの30000点返し
祝儀が1枚500P ※祝儀は門前で、赤(各5)と一発と裏が対象

そんなベタなルールですら、満貫1枚の放銃では800P相当の点棒と500Pの祝儀を渡す羽目になります。
つまり、単純計算1300Pの失点になりえます。普通に痛い…
一方、満貫1枚のツモだとどうでしょう。800P相当の点棒と500P×3枚(1人1枚)のため、2300P相当の収入になり得ます。とても嬉しい…

また、1半荘で各成績毎の収支は下記です。 ※オーラス終了時の点棒 自家-他家①-他家②-他家③

<1半荘終了時の点棒と収入>
・40000-30000-20000-10000 ⇒自分は40000点持ちのトップの場合、+6000P
・20000-40000-30000-10000 ⇒自分は20000点持ちの3位の場合、-2000P
・10000-40000-30000-20000 ⇒自分は10000点持ちのラス目の場合、-5000P

他にも場代や祝儀等でそれ以上に動きます。
つまりMJと比べた時、和了りは偉く、放銃は罪になるのです。

他家の強さを可視化してくれない

MJや麻雀アプリでは相手の段位やレート等の表示がありますが、フリーではお客として参加すると相手の強さが全く分かりません。一般的には上記のPのやり取りがあるため腕がたつ人が多くいますが、鋭い読みと共に切り込んでくる本当の強者から、自分の手しか見ないでよく放銃する人まで多種多様です。


そのため卓内での自分の位置が分かりにくいのですが、そんな時によく思い出す名言があります。
投資の神様のウォーレン・バフェットの言葉なのですが

ポーカーをやり始めて20分経っても、まだ誰がカモかわからない人は、自分がカモなのだ

です。
麻雀も運が絡むゲームであるため、もちろんすぐには実力差などは分からないですが、手出し自摸切りに色がつかない、聴牌時の待ち表示やポン/チーの選択画面が表示されないと、実力差をより際立たせる仕組みがフリーにはあるため(逆にMJではそこを埋めている為)、実力差は確実に出ます。
そこをキャッチアップする能力が必要な点もMJとフリーでは違いますね。

まとめ

今回はフリーデビューした直後の私が気になったポイント2点をまとめました。
もちろんルールや店内雰囲気といった、外部要因への適用も大事です。
しかし、まずは自分の中にある”基準や価値観”、”卓内での考え方”を身に付けることが大事です。

また、上記のような放銃/和了りの価値の違いがあることから、MJと他のアプリ、雀荘での実力を一概に比較しづらいことも、感覚的で構いませんので感じ取っていただけると幸いです。

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